キーボード購入の巻～intro

■序章 2004/01/03

　「冬のソナタ」のO.S.Tのピアノ曲が綺麗で、切なくって、いいかんじだったので、むしょーにキーボードが弾きたくなりました。
しかーし、私のピアノ歴は、小２中退（３年弱？）、高校ぐらいの時に、The Beatlesが弾きたくて、クリスマスにキーボードを買ってもらって、楽譜を買ったものの、The Fool On The Hillをマスターしただけで、挫折した、というしょぼいものだったので、弾けるのか？という不安はありました。
まぁ、ギターの楽譜に音符が載っていたので、それを見ればメロディーぐらい弾いて遊べるやろう、と思っていました。思い入れもなかったので、子供が使うおもちゃのキーボードでいいやと思い、楽器屋ではなく、ホームセンターへ行きました。
あったのは、6,980円のカシオのキーボード。おもちゃにしては高すぎる！とryo1の反対を受た事と、それを買うならば、もうちょい鍵数が多いのが欲しいなぁというのも思惑もあったので、その時は、買わずに帰りました。帰ってHPをいろいろと調べると、「ミニキーボード」という、鍵盤がちっちゃくて高機能っぽいのがけっこーあるある、楽しくなってきたぁ～
デモ伴奏とか、光る鍵盤とかが着いて、無駄にでかく＆ださくならんでもいいのに、、、鍵盤だけでいいし、音色の種類があればちょっといいかもぐらいなのに、と思うが、なかなかないね～(K)

■おもちゃキーボード発見！ 2004/01/08

　会社帰りにふと立ち寄ったレコード屋に、おもちゃキーボードを発見！無駄遣いが許される値段＆衝動買いしたい気分だったので、即購入。

　初めは、鍵盤が硬くて、弾きにくかったけど、しばらくするとなじんできました。音もかわい～
音色によっては音割れするものもあるけど、満足です。
リズムは、いかにもおこちゃまであまり使えないが、こうかおんでリズムを刻むのはなかなか楽しい。気分をリズムにするのは、なかなかCoolらしく、ryo1にばかうけだ。

　ギターって、楽譜見て、コード覚えて、しかも押さえるようにならんと弾けんけど、これは、寝っころがっても、テレビ見ながらでも、目をつぶっても、てきとーに弾けるという気軽さがすごくいぃ！何故か、ギターより触ってる気がする、、、(K)

■両手で弾ける気になってくる 2004/01/28

　曲によっては鍵数も足りないし、左手で伴奏も付けたくなってきました。
しかし、両手で弾くとなると、楽譜を見て、勉強や練習もちょっとはせないかんやろうし、そうなると、きっと面倒でやらんかも？それに、ギターする暇もなくなるかも、、、と思いつつも、ちょっと欲しくなりました。
狙いはやっぱり、サイズがちっちゃく、ぎりぎり左手が添えられる、49鍵のミニキーボード
　・CASIO 　　MA-150
　・YAMAHA　PSR-172 　　　どちらかでした。
でも、CASIOが店にあって、弾いてみると、鍵盤はぼよぼよで音もしょぼい。これでは、ジョージくん（あそぼーど２）とたいしてかわらんので、YAMAHAを求めて、次は御茶の水だ！(K)

■買った、、、が、、、 2004/01/31

　ある楽器屋で、「COLUMBIA（DENON　EP-K50）」というキーボードを発見！
YAMAHA　PSR-172を触ったかんじは、まぁ、これかなと思ってたんだけど、
COLUMBIAの方が、MIDIと、メトロノームが付いていて、デザインも若干良い。
音色はYAMAHAの方が良かったけど、そんな変わらんやろうと。悩んだ挙句、これを購入。

　帰って弾いてみると、、、ピアノ２の音が、「ドレミファソラシド」と、明らかにおかしい。
他の音色も、音色や音量が、音域によってけっこーばらばらだ。
また、録音後、合わせて弾こうとすると、音がだんだん鳴らなくなって、電源を落とさないと、弾けなくなる。これは絶対不良品だぁ～とイッキに愛が冷める。（これは、操作方法が間違っていたらしい。録音したものを伴奏にして弾くなどという事は元から出来ないっぽい。録音したものは、ほんとに聴くだけしか出来ないっぽい。。。）

　ピアノに詳しい友人に電話し、「音色がおかしいやろぉ～？」と、聞かせるが、「そうかなぁ？同じだよ」という意見と、「絶対同じだって！！！」という意見しか出てこない。。。
ので、ryo1に弾いてもらったものを電話で聴いてみると、、、おかしくない。音色は電話では判らんのやね～(K)

■再び、御茶ノ水へ 2004/02/01

　とりあえず、YAMAHAと交換してもらえるかどうかは判らんけど、キーボードを持って御茶ノ水に行きました。YAMAHAはCOLUMBIA買った店になかったので、途中のクロサワ楽器に寄って、YAMAHAの音色を確かめる事にしました。こんな奥まったところに、キーボード屋があったのね～
YAMAHAはなかったけれど、手頃なサイズで、デザインがかっちょいぃキーボードを発見！
「これ、いいねぇ。音が鳴らないなぁ」と見ていると、店の人が寄ってきて、「それは、シンセサイザーなんで、持ってるやつ（COLUMBIA）とは全然違いますよ。」と、言われる。
初めはひやかしと思われたらしく、相手にされなかったが、あまりにしつこく触っていたせいか、アンプを繋いで音を出してくれたり、この、X5Dについて、色々と説明してくれました。
　・アンプとスピーカーが付いてないので、音が出ない（ヘッドホンアウトはある）
　・値段の割に高機能だし、音はプロがライブに使うぐらい良い！
　・弾き方で音の強弱が付けれる・・・　等
色々と説明を聞くと、だんだん値段が安く感じられてきました。何しろ音がすごく気持ちいぃ！
しかーし、明らかに予算オーバーなので、買うつもりはなかったけど、ryo1は「買っていいんじゃないの？」と購入に前向きだ。
親切な店員さんだったので、COLUMBIAについても相談してみました。
「自分もそれ、持ってるんですよ。テレビに合わせて弾くにはお手頃ですよね」と、使用方法が同じで信用出来る～
「デジタル機器なんで、個体差はなくて、元々サンプリングがその程度なんですよ。そのくせ、スピーカーがいいものなので、おかしいところが目立つんですよ。ナイロンギター（か何かの音）は、そんなにへんじゃないので、それ使ってます。」との事。
音色が色々あるのに、使えんやつの方が多いのはおかしぃ～

　こんなもんですよ、と言われ、返品不可っぽいなぁ、X5Dぐらい高いやつ買うって言えば、返品してもらえるかも？返品だめって言われたら、これはヤフオクで売ればいいし、、、という作戦で、COLUMBIA買った店に行ってみました。
またハンパなの買っても、音が悪くてすぐ嫌になりそうだし、ryo1も乗り気だし、X5D以上コンパクトでデザインが良くて、音が良いのはなさそうなんで、この作戦が通ればX5Dでいいかなと。
ほんとはX5D買うなら、親切なクロサワ楽器で買いたかったけどね～
店頭のデモ機は、上の方に展示してあったので、「ドレミ」ぐらいでしか音色を確認していなかったけど、おかしいと思う音域をよーーーく聴くと、デモ機も音がへんでした。（車が通る大通り沿いだったし、、、次回からは、静かな店内でじっくり触るというのが教訓だ！）
X5D買うから返品にしてくれ、と言ってみると、ナンと、定価で返品にしてくれました。むすっとした顔で、「今度のが気に入らなかった場合でも、中古での買い取りになります。今回は金額が少なかったからいいものの、何度も返品されると赤字になって困るので。」と嫌味っぽく言われたけど、まぁ良かったね～在庫がなかったため、注文になりました。(K)

■本物キーボード購入！ 2004/02/14

　11日に、キーボードが来たと連絡がありました。予算オーバー、ギターもあるのにシンセも買うんか？という罪の意識からか、楽しみではあったのですが、「待ちに待った！早く～」というわくわく感があまりなかったので、ryo1が休みの週末に取りに行く事にしました。
　店に行くと、店員は、おまけを要求されるのが嫌なのか、さっと玄関まで持ってってくれ、「今度は前のより重いですから」と嫌味を言うので、さっさと店を出る事にしました。

　MIDIコードと、アンプコードを買うために、いつも弦を安くで売っている店に行きました。そこで、「何で箱のまま持って帰ってるんですか？ソフトケースくれなかったんですか？」と言われました。次に別の店に入ると、「ソフトケースは、店のサービスじゃなくて、KORGが普通に付けてくるので、店員が渡し忘れてるんだよ！店に戻って言った方がいいよ。うちなんか、コードもおまけで付けて、38,800円で売ってるけどね！」とまで親切に教えてくれました。

　店にその事を伝えると、メーカーからソフトケースは送って来ていないので、明日メーカーに確認して電話連絡くれると言われました。
　次の日の夕方、「おまけのソフトケースは、やはり、メーカーが付けている訳ではありませんでした。が、他の店が付けていて、うちが付けない訳にはいかないんで、宅急便で送ります。今回に懲りずに、何かありましたら、当店をご利用ください。」と、最後は丁寧に対応してくれました。
いろいろあったけど、これでKORGにも愛着が持てそうで良かったです。
因みに、KORGのX5D専用ケースは、ちゃんと綿が入っててけっこー立派だぁ～
埃が入らないようにいつもケースに入れてるけど、、、そのせいで、ジョージくんの出番は減らないかも？(K)

　->購入したキーボードはこちら