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白紺@CBR954RR もて北レポ 2005/9/26

3月にライセンスを取ったまま、なんやかやで走れずにいた「もて北」(もてぎ北ショートコース)、
ryo1氏から良いタイミングで提案があり、ようやくデビューすることができました。
数日前まで台風17号の影響が心配でしたが、当日は秋晴れ。若干涼しいくらい。
ryo1氏は雨男返上決定です。

しかーし、現地集合でしたが途中のSAで出会うんじゃないかと寄ってみるもR1の姿は見つからず、
チェックした留守電には、
「R1のエンジンがなぜかかりませーん。かかったら遅れるけど行きます。。。」とのメッセージが。
今日は無理なんじゃないかなー、初めてのサーキットで一人か...とややがっくしきつつもてぎへ。
自宅からはたしか140kmくらいと那須よりはだいぶ近いが、高速降りてからが20km以上と結構かかる。
着いてみると、連休後の平日だから空いてるのは予想どおりだが、NSR50等のミニクラスは10台近く走っている。
Lクラスは他にカップルのR6とCBR250RR(かな?)がトランポ付で隅っこにいるだけ。
コンパクトな筈の954がやたらでかくて浮いてみえる(^^;)
ryo1さんから電話あり、エンジンはかかって向かっている途中とのこと。はよ来てくれ〜



サーキットは半年振り、ショートコースは那須以来。
峠だって今年は殆ど走ってないとブランクが長いので緊張気味にスタート。
狭さと忙しさは覚悟していたが、リッタークラスには相当なもの。
路面は強烈にグリップするようには感じなかったが荒れてはいない。
ストレートから1〜2コーナー〜バックストレートは結構スピードが乗るが、それでも130kmくらい。
左コーナーが多いのは那須と逆で新鮮。左のほうが得意の筈だったが案外難しい。
3コーナーから回り込んでの4コーナーはさっそく飛び出しそうになった。
コース全体は完全にフラット。
全体が見渡せるのは観る分(写す分)には良いのだが、ちょっとカンが狂う感じがする。
右ヘアピンは強烈でUターンかい!という感じ。その後連続する3つのS字も合わせ、
ロードコースというよりジムカーナのスラロームに近いのでは。
とにかく忙しい。休むところがないぞー
奥の左ヘアピンまでの緩やかな左はそれまでのストレス?もあって開けたくなるのだが、
焦りのほうが大きいのか、何度かリアタイヤが滑った。落ち着け〜
左ヘアピンは更に小さく回り込んで(11R?)、しかもシケインのように切り返す次の最終コーナーとセットなので
ラインが判らない。
1本目は疲れるというより、後でkitakoさんが言ったように、本当に久々のクネクネで目が回ってしまったようだ。
頭痛と吐き気のためえ、たびたびピットインし、あえなくダウン。。。
もちろん思ったようなタイムは出ません。1本目のベストは50秒660。

R6氏は走り慣れてそうだがタイム的には少し負けてる程度。
ただ2人とも50秒切ってない。
ミニクラスの速い数名が50秒を切っているので、リッタークラスには厳しいであろうコースとはいえ、
もうちょっと頑張らないと正直カッコつかんような気がする。
リッタークラスだと重い&パワー余るのは当然だが、トルクがある分、低速はそれなりにラクな筈。
軽いとはいえ250〜400クラスはシフトが忙しくて却って大変かもしれない。
那須でかなり速い人(45秒台)が確かここで46秒台だったので、那須プラス1秒強くらいなのだろうか。
まだ相場が判らないが、やっぱり速い人は狭いところでも凄いのだなーと再認識。
実はいきなり根拠なく48秒くらいかなと思っていたのだが、コースが短い分、急なタイムアップは難しそうだ。
詰めが甘い部分があちこちあるのは承知だが、結構がんばっているのにねえ。
初めてなのに焦りすぎ? 目標を弱気に下方修正して、とりあえず49秒台を目指す。

昼休み、ぐでぐでと食欲もなく寝ころがっているとryo1選手到着。
久々の再会なのにテンション落ちてて申し訳なかったです。
今日はカメラマンだというkitakoさんに、じゃあとにかくカッコ良く写るように頑張りますなどと言って、
色々しゃべってるうちに段々復活してきました。
一人サーキットで知らない人としゃべるのもよいが、やっぱりチームれおれおだ。
ちなみにゼッケン必須と聞いていた私は黒ゴムシート+ゼッケンシール(特に意味のない5番)
をガムテで装着。繰り返し利用できるので便利です。
ryo1選手はガムテ手作りで4番にすることにしたらしい。
両サイド手分けして仲良く夫婦で貼っていたが、なぜかkitakoさん作のほうが4らしく見える(^^;) 
あーだこーだ微調整して準備完了。



ryo1選手はいきなり元気よく走り出して、しかもなかなかスムースだ。
追っかけて走っているうち、カンが戻ってきたのか、楽しくなってきて2本目はかなり連続して走れた。
ミニクラスのようにノーブレーキの突っ込みは無理だが、1〜2コーナーでスピードが乗ってきた。
あたりまえだが、1〜2コーナーや他の部分も2つのコーナーをうまく一つに繋いで走るようにするのがポイントか。
ryo1さんが言うとおり、左右逆だけれど本コースの特徴に通じるものがある。
しかしどれも奥のほうがきついので、ラインが安定してもあまり調子に乗りすぎると飛び出す危険性はある。
GSX-R1000、ZX-6or10?、CBR1000と少し台数が増えてきた。
単独ではあまり気にならなかったが、レイアウトやコース幅の狭さのせいか、結構タイム差があっても抜きづらい。
このあたりも今後の課題だが、ほんの数台でこうだと休日など、混んだ場合は厳しいかも。
2本目のベストは50秒374。うーん、まだまだだ。

ryo1さんは「楽しい」を連発。後ろについてみるとすっと離されるところが数箇所ある。
R1のトルクの太さを感じる瞬間だが、それだけではない筈。
ツイスティなS字も得意そうで、高速コースのほうがお好きかと思っていたが、順応力が高いのかも。
どんなコースもとにかく楽しむのが一番だなーと良いムードメイカーに影響され、リラックスしてきました。

軽く走ってシメるつもりで、1本目の落ち込みも忘れ、3本目に突入。
空は秋の夕方という感じになってきました。
2コーナーから直線がいい感じ。ちょっと段差があるが気にならない。
4コーナーから右ヘアピンでもスピードが乗るようになってきた。
右ヘアピンはまだ苦手だが微妙なアクセルコントロールがうまくいくとラインも決まる。
タイムも徐々にだが上がってきた。そうすると現金にも楽しくなってきて、
「もう少し速く走れるまで封印やあ〜」とか言って仕舞い込んでいたお馴染み車載カメラも復活。
ryo1選手の追走撮影開始。
更にペースを上げていくと何度かタイヤが滑ってヒヤリとしたが、ラップタイマーを見る余裕もできてきて、
気がつくと50秒は切っている様子。
ちなみにサービスで無料レンタルできた計測器のタイムはベストラップの表示のみで、
厳しい角度(ピット向け)にあるので、走りながら見るのは無理です。
ダメ押しの2周でベストタイム更新を確認した後、タイムが落ちたので今日はここまでとピットイン。
気持ち良く終われました。計88周、ベストタイムは49秒767でした。

今後の課題は
・1〜2コーナーのライン取りを更にワイドに(スピードが上がる分、コースアウト注意)
・右ヘアピンを小さく回る(もっと早めにインについてみるか)
・左ヘアピンから最終コーナーまでが中途半端なので研究(前半スピードが落ちても直線的なほうがよいかも)
・1速も使ってみるか(下手に使うとギクシャクしてスピードが落ちるだけだが)
・タイアのエアはもう少し落としてもよいかも(つぶれている、はりついてる感じがしない)
・もっとちゃんとストレッチしてから乗る(力みがあったとはいえ筋肉痛ひどすぎ)
といったところでしょうか。

マシンとしては、サスがもう少し柔らかく動いてほしい気がするが、どうすればよいのか。
距離としてはたいしたことないからか、タイヤはあまり減りませんでした。
しかしフロントは既に7000km、リアも5000km、共に1年半以上経過。もちすぎ?
でもミゾはあるものの硬化しているかも。でも換えるのはまだ勿体ない、、、

ともかくちょっとしんどくても身体のトレーニングのつもりで走り続けることが大事なようです。
無理は禁物ですが、走っていて少しでもタイムが縮まれば楽しくなってくる。
久しぶりにタイムを縮めていく楽しさが味わえました。

もて北は店も何もなく食べ物には困る(ジュースの自販機のみ、休日は不明だが...)こと、
ピットが屋根だけの吹きさらしであること(寒いときはどうするんだろ)など不便な点、
スピード的には物足りない部分もありますが、体力と丁寧なテクを磨くには良さそうです。
50分1360円とリーズナブルで、空いていて、キャンセルも融通きくのは大きい。
当分はここで活動かな。

早速次回4日との予定も!
楽しみです。


りょ1@YZF-R1 朝は、何故かR1のエンジンが掛からない! 先週モテギのグランプリに行ったばかりなのに。。。
7時発予定が、9時過ぎになってようやくエンジンを掛ける事が出来、9時30分に出発。

9:30 自宅発
10:30 常磐道矢田部東PA
12:10 モテギ着

平日は、朝ゆっくり出ても昼くらいには着くということが判りました。途中、コンビニで弁当かったりもしたのですが、
ほぼ3時間弱で着きました。これは結構発見かも。ツナギ着て走ると暑いくらいのいい天気です。

サーキットに着いてみると、白紺さんは荷物に寝そべって、結構バテバテな様子。見渡しても確かにコースは狭く、
うねっていて体力使いそうなレイアウトです。那須とほぼ同じタイムくらいで走れるコースらしい。
ここのスポーツ走行は1本50分です。午後あと2本。果たして体力持つのか?!
タダでラップタイマーを借りることが出来て、緊張しながら1本目です。

[1本目]
走ってるのは10台くらいでしょうか。確かに狭く、ものすごくタイトなコーナーがあり、忙しいです。
最初はラインを探るつもりでゆっくり走り、さあ、いざ!と思って走り出しても、ほとんどタイムが上がりません。
「これは50秒なんて夢じゃあ」と思いながら、ラインを探しながら走ってました。珍しい左まわりのサーキットで、
左コーナーが好きなはずの私は結構いけると思ってたのですが、まったく走り方が判りません。
途中1回休憩した時点で、タイムは55秒くらい、まあ、そんなもんかな、と焦らずこけないように楽しんで走るように
頭を切り替えました。
休憩後は、結構謙虚にラインを探りながら走ったのが良かったのか、だんだんスピードにもなれてきて、
コーナーの曲がり具合にも慣れてきて、体も一汗かいて暖まってきて、久々にアドレナリンも湧き出てきました。
タイムもそれなりに上がって、53秒真ん中くらい。終わってみれば、結構楽しく走れた1本目でした。



[2本目]
最初はゆっくり走ってたつもりですが、1本目の気持ちよく終わった記憶があり、すぐにいいペースで走れました。
白紺さんに教えてもらったとおり、1〜2コーナーはまだまだいけそうです。気持ちよく走ってるうちに、
だんだん疲れてきたのか、最終1個前のヘアピンあたりで2回ほどこけそうになり、そろそろ限界と思い、すぱっと
やめました。
ベストは52秒真ん中くらい、那須よりも怖い思いをせずにタイムは出た感じです。このコースは楽しいぞ!というのが
終わったあとの感想でした。

感想としては、タイトでRもきついコースで体力は使いますが、レイアウトとしては、ストップ&ゴーではない印象です。
どちらかというと那須の方がストップ&ゴー的でブレーキングで頑張らないとタイムが出ない感じ。ここは日光を
ヒトマワリ小さくしたような滑らかに曲がるコーナーが多いような印象です。それが楽しく感じる原因かも。
課題は、まずラインを安定させることと、インフィールドの右コーナーをもう少しまともに走れるようになること、
体力をつけること、フォームを安定させること(膝をすること) です。
 白紺さんビデオを見ると、好きなはずの左コーナーの方がフォームはだめな感じです。あと重心の前後移動を
使えるといいかも。立ち上がりで重心が前過ぎる気がします。次はタイムは気にせず、ラインとフォーム、
これで行きます。


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